2009年12月31日
ハンディターミナルを使おう
物流とバーコードシステム - バーコードの規格
バーコードにはいろいろな規格があります。自社で用意するとき、どの規格を使うかは自由なだけに悩みます。
当社ではCode128で統一していくことにしました。
バーコードには次のような規格があります。
- JAN-13
- JAN-8
- UPC-A
- UPC-E
- ITF-14
- NW-7(Codaabar)
- Code39
- Code128
自社倉庫内で表示するのにはどの規格を使ってもかまわないのですが、規格の混在は避けたい。誤読のリスクを減らすためにも、どの規格を読み取るかを事前に端末に設定しておきます。
まず、当社が扱う品番にはアルファベットが含まれるので、数字以外が使えない規格はNG
JAN/ UPC/ ITF-14/ NW-7 は数字しか使えないのでNG
もっとも長い桁を表示できるのはCode128
残るのはCode39、Code128
Code39 は場所を取ります。
1文字を表現するのに、5本のバーと4本のスペース、細/太の2種類の幅を使います。これに対してCode128は短くなります。
3本のバーと3本のスペース、それぞれの4種類の幅の組み合わせで決まります。
どちらの規格も文字数制限はありませんが、同じスペースならばCode128の方が長い情報を納められるので、品番以外の情報もバーコード化したいと考えたとき、Code128が有利です。
その分、精度の高い印刷&読み取り装置が必要ですが、プリンタの品質も高い現在、Code128で読めないことは考えにくい。
ということでCode128で進めることにしました。